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「村人ですが何か」レビュー感想。弱小職業が裏技で世界最強を目指す物語

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この記事は漫画「村人ですが何か」単行本1巻を読んでのレビュー・感想記事になります。これから本作を読んでみたい、購入前の参考にしたい、という方の参考になれば嬉しいです (*´ω`)ノ

漫画「村人ですが何か」とは

漫画「村人ですが何か」表紙デザイン

原作は「小説家になろう」で2016年2月から2020年3月まで連載されたライトノベル小説「村人ですが何か」。原作者は白石 新。完結済み。

>> 村人ですが何か|小説家になろう

ただし、書籍版・コミック版とネット版は別ルートとなっています。結末・エンディングについても変わります。
※書籍版は丸々一冊の書き下ろしもあるレベルで大きく異なる。

漫画・コミックスはKADOKAWAの「ドラゴンエイジ」で連載中。キャラクター原案は白蘇 ふぁみ 、作画は鯖夢。

>> 「村人ですが何か」Kindle

「村人ですが何か」あらすじ

飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなった。

転生先の肉体の最適職業は村人で、家も普通の農家で普通に貧乏だった。 ゴブリンやらドラゴンやらが闊歩する異世界で、冒険者や魔導師が立身出世する話は多い。けれど、職業が大きくステータスに反映される世界で、竜人に無双などは到底見込めない。だがしかし、彼は村人のままでぶっちぎりの最強となったのだ。これは彼が最強へと至り、そして村人のままで無双する物語。

「村人ですが何か」レビュー感想

村人ですが何か
おすすめ度
(2.5)
キャラクターの魅力
(3.0)
作画
(2.0)
ストーリー
(3.0)
設定のわかりやすさ
(2.5)

ジャンルとしては異世界ファンタジー。転生先の世界は剣と魔法、モンスターが登場する定番ファンタジー世界。弱小の職業「村人」の主人公が、特殊な鍛え方をすることで最強に成り上がるストーリー。

1巻の大きなストーリーの流れ

交通事故で異世界に転生した主人公リュート。職業は何の変哲もない「村人」だった。同じ時期に村に生まれた幼馴染が二人。コーデリアの職業は「勇者」。モーゼズの職業は「賢者」。二人とも国家単位で数人だけというチート職。

3人はお互いを親友だと思っていたが… コーデリアは主人公リュートに恋をしていた。ある日、コーデリアを愛するモーゼズは嫉妬心からリュートを暗殺する。

川に流されたリュートは死の間際、ドラゴンと出会い、ある約束を結ぶが… ドラゴンとの会話が終わると同時に死亡したリュート。

その時、彼の特殊スキル「死に戻り」が発動。前回の「叡智」「死に戻り」とは異なる2つのスキルを所持して転生人生を再スタートする。

(ひどいネタバレになるので割愛)

新しいスキルと特別な特訓法により「村人」でありながら異常な能力を手に入れたリュート。再びドラゴンと再会し、前回結んだ約束を果たすためリュートとドラゴンはドラゴンの国に旅立つのだった

…というストーリーが1巻の大きな流れです。

賛否が分かれそうな物語の設定

ここからは1巻を読んでのレビュー・感想です(個人差があります)

出だしは主人公が弱小職業「村人」、幼馴染が「勇者」「賢者」という職業の対比によって、初期の絶望感。成り上がるぜ感が出ているのは良いのですが…

暗殺されてからのドラゴンとの出会い、そこからの「死に戻り(1度だけ)」で再びスキルを選ぶことからやり直し、というストーリー展開については読者による判断が大きく分かれそうです。

正直、わたしは「えー、死に戻りって… うそーん(´・ω・`)」と思ってしまいました。

・そもそも「叡智」があれば1回目の人生でも相当強くなれたのでは?
・死に戻りを選ぶことでもリスクがあったのでは?
・2回目の転生後は真っ先に自分を暗殺したモーゼズを始末しろよ
・死に戻りで保険かけてたやつが植物栽培とか取るか?
・転生して間もない赤子なのに、大人時代と同じ記憶があるって脳の大きさ的に考えてもありえない
・MP枯渇で頭の激痛に耐える幼児って何だよそれ
・最初からもっとチートな能力あるだろ

色々と言いたいことはあるかと思います。
ゲームシステムに近い設定の世界観にしてしまうと、いくらでも突っ込み入れ放題ですよね。

私は設定上のあまり細かいことは考えずに、気持ち良くサクサク読めるかを重視するようにしています (`・ω・´)

画力は荒々しいタッチなので好みが分かれそう

漫画コミカライズなので原作を活かした画力が重要になります。

本作のタッチは結構荒々しいんですよね。

表紙のカラーは「つるん」とした感じでした。
白黒になると力強さが出る反面、デリケートなシーンなどでも強さを感じてしまいました。

2巻以降の展開は?最強になった先が見えない

1巻の最後でドラゴンの国を訪れた村人リュート。2巻では更なる修行を積んで、強力な知識とスキルを手に入れるのでしょう(それが目的なので)。

ただ、その先に何があるのか。読者には提示されていないんですよね… 

幼馴染の勇者コーデリアを助けるために側に付いて共に冒険するのか?
自分を暗殺したモーゼズに復讐するのか?
ドラゴンやら国の戦いに巻き込まれて行くのか?

もっと強烈な引き、というか、今現在目指しているゴールは何なのか。どんなピンチが迫っているのかを示してくれないと「早く先が読みたいよおおお!」という感じにはならないです。

「村人ですが何か」アニメ化の可能性は?総評も

原作の連載は終了、漫画コミックスは連載中。話の長さ(アニメ1クール12話で収まりそうか)ストーリーのわかりやすさ、キャラの個性度を考えると、アニメ化はちょっと難しいかなあ、というのが正直なところ。

結局のところは異世界転生の俺TUEEE系であり、既に異世界転生者は多くの作品がアニメ化しています。これからアニメ化になるなら、少し特殊な設定が欲しいところ。

「転生時に神様から何でもスキルをもらえる」「死に戻り」「事前に入手済みの世界の秘密」などを駆使してTUEEEになる内容なので、同じような作品をいくつも読んでいる読者からすれば、大きくコレだ!という特徴に欠けるかな、というのが正直な感想です。2巻から大きく化けることを期待します。

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